姿を消したのは吸血鬼の夜候、惑乱の死霊、思考の粉砕、堕落の触手、精神ヘドロなど。
新たに入ったカードとしては、蠱惑的な吸血鬼、闇の後見、虚空の力線、ナントゥーコの影、聖句札の死者、死の門の悪魔、堕落など構築意欲をそそらせるカードが多い。
M10とM11は同時に使える期間が存在するので、吸血鬼の夜候と蠱惑的な吸血鬼を合わせたデッキや、堕落の触手、精神ヘドロ、堕落を含んだ黒コントロールなど面白そうなデッキは出来そうだ。タイタンの中でも使いやすい墓所のタイタンがいるのも魅力。
リミテッドでは得意のクリーチャー除去に加え、夜翼の影、リリアナの死霊などの高性能のフライヤー、黒にしてはタフネスの高い朽ちゆく軍団、グレイブディガー辺りが主戦力か。
ただレアには癖のあるカードが多く、ただ単にデッキに入れれば強いという訳ではないのが残念な所。(タイタンとか凄腕の暗殺者とかは別だが)
後は毎回言えることだが、黒中心、若しくは黒単でないとその力を発揮できないカードが多く含まれるのも難点だ。ただもし単色で組めればナントゥーコの影や墜落が思いもよらない順番で回ってくることもあるかも。

つづく

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