失ったものとして地震、包囲攻撃の司令官、ボール・ライトニング、歪んだ世界などトーナメントプレイヤーからカジュアルプレイヤーまで幅広く影響を受けた。
それに代わり入ったのが破壊的な力、燃えさし運び、処罰の力線、余韻、野生の喚起、投げ飛ばしなど。正直失った物のほうが大きいせいか、癖のあるカードが多いせいかあまりぱっとしない。
しかし今までの赤の歴史の中でもかなり強い部類に入る業火のタイタン、燃えさし運び、嘗ての燎原の火を思わせる破壊的な力、帰ってきたForkこと余韻、使うかどうかはともかく環境に存在するだけで牽制になる処罰の力線など今すぐ必要と言うわけではないが今後環境が進むにつれいずれ使うであろうカードが控えている。
リミテッドでは現役続行の稲妻をはじめ、コモンでの4点火力チャンドラの憤慨が目を引く。反逆の行動がコモンになり、M10で散々だったコモン枠を一つ削っていることも好感が持てる。(ちゃっかりジャッカルの使い魔の代わりも入っているが)
クリーチャーは依然貧相だが、早くも再録されたゴブリンのトンネル掘りに個人的には期待したい。同じ色の焦熱のヘルハウンドや青の巻物泥棒あたりと使ってみたい。今回殆どのアンコモンが普通にデッキに入るカードということも他の色に比べて注目すべき点か。レアは当たり外れが大きいが、前述の通りコモンが大幅に強化されたことが最大の魅力。M10では最弱の色と謳われ、折角出た火の玉も隣にタッチで使うからとカットされるなど散々な色だったが今回は挽回なるか?

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